美しのかみあわせ
かみあわせコンテンツ
美しすぎる口の中の自然
感謝、感謝で歯の手入れ
口の中の自然保護官は、あなたと歯科医師
美しすぎる口の中の自然
1988年 1歳6ヶ月
乳歯が上下それぞれ4本出てきました。
1990年 3歳6ヶ月
乳歯の歯並びがきれいに揃って何でも食べられる。
1992年 4歳11ヶ月
右上の前歯が少し緩んできた。歯が伸びてきて生えかわる準備に入りました。
1995年 7歳9ヶ月
左上の前歯と下の前歯は永久歯が生えてきた。右上の前歯はもうすぐ永久歯が顔を出します。
1995年 8歳3ヶ月
上の前歯がもう少しで揃います。
1996年 8歳11ヶ月
上の横の前歯が抜けました。
1996年 9歳3ヶ月
永久歯の前歯が綺麗に並びつつあります。
- 天然、自然の姿に感動・感謝。この後の長い人生を、この歯とともに大切に・・・
- 歯はいつまでもあなたを見守ってくれています。
天然の歯がいつまでもあなたと共にありますように! - 永久歯は形が大きく成長したり、形が新しく入れ替わったりせず、
生えるときにはすでに完成品として現れ、以降ずっと同じものを
使い続けていく、かけがえのないものです。 - だから地球とよく似ているわけです。
- そのことを忘れず、地球も歯も同じなんだと、歯のことを考えていけばよいのです。
- 開発と称した樹木の大量伐採や干潟や港湾の無秩序な埋め立て、
あるいは生態を考慮しない大規模な環境破壊と同様、治療と称して行われる土木工事で口の中の自然はどうなっているのでしょう。 - さまざまな形で破壊されているとすれば、失われた自然にまだあたたかい手は差しのべられていますか?
- まだあまり破壊されていないとすれば、これから先、口の中の環境破壊をしないさせない意識を是非持ってください。
感謝感謝で歯の手入れ
- 『いいブラッシングしてますか?』~こつこつブラッシングのコツ~
- 「ブラッシングしてます?」と聞けば、「してますよ」とどなたもお答えになる。では、そのブラッシングで、汚れがとれていますか?とさらに尋ねると、「?」と思う方も多いはず。今やっている自分のブラッシングでよいかどうか、チェックしていただいて下さい。
- 「やっているブラッシング」と「やれているブラッシング」がイコールでないと、やれていないところに、むし歯や歯肉炎・歯周病などの問題がおきます。
- 自分では、「やっているつもりブラッシング」ではダメ!
やっているブラッシング=やれているブラッシングならOK!
歯の回り、歯の付け根、歯と歯の間が清潔であれば、歯を天然の状態で守ることもできます。治療した歯でも守ることができます。 - 問題はいつでもやれていないところ、やれていなかったところにあらわれます。だから、やっているブラッシング=やれているブラッシングが、とても大切。
- それに自信がもてるようにするのが、歯医者の仕事です。
やれていないところを少しでもなくすため、自分では見えないところを診てもらって教えていただいてください。
そんなふうにして歯医者さんを使って、長くおつきあいしてください。 - ブラッシングで、歯の長イキ!かみあわせで、歯は長イキイキ!ですよ
感謝感謝で歯の手入れ
- 具体的な基準は、できるだけ歯は歯髄(歯の神経)をとらない
余分に削らない
余分に詰めない
余分にはめない
余分にかぶせない
- つまり、余分なことをしないで、人為は小さく、小さく・・・しかも結果は長持ちが条件。同じ長持ちをするなら、歯の削りは小さくして、天然部分を極力残すことが上策、ですよね。
自然治癒のない歯を治療するにあたり、熱心に虫歯治療に通えば通うほど、口の中が人工物だらけになりやすい矛盾が出来高払い保険制度による歯科臨床にはあるという現実。
そして、ときに激しい人為治療が悪い土木工事のような環境破壊をおこします。どんなに正確精密に製作された人工物でも、完璧完全無欠はありません。 - ましてや、永久保証とか天然歯より人工物のほうが勝っているなどということは決してありません。もちろんX線などの写真撮影や歯周病検査だって同じです。できるだけ少ないに越したことはありません。あわせて、転院するたびに同じことの繰り返しでは、身体に負担!医療費の無駄!といえませんか。
- 地球の環境保護には「予防策」と「対策」があり、それぞれが明確に取り組まれています。一方、お口の中の環境保護はどうでしょう?「予防策」としてのブラッシングはわかりますが、「対策」とはどんなこと?そこから歯のエコロジーについて、もう一つの面が見えてきませんか?
繰り返します。歯を元気で長生きさせる、そのために自分で
気をつけてできることはする。そ
れが「予防」としての歯のエコロジー!
だったら、歯を長生きさせるための治療はどう?
そうです。それにもエコロジーがあるはず。
言ってみれば、それがあと半分の「対策」としてのエコロジーです。 - そうです。歯にはエコロジーです。
歯こそエコロジーです。 - これが、歯科医師としての私の結論です。
30年以上治療をしてきた結論です。 - 『お口の中の環境保護』ってなんでしょう?
「食べたら磨いて、口の中を清潔にする?」
「間食をしない」、「甘いものを食べない」
「噛みごこちを楽しめるものを食べる」
「よく噛んで食べる」
それらは、みんな正解です。
「でもそれだけですか?」
「それ以外に何かあるの?何ができるの?」
そんな方は、私の話をお聞きください。 - 毎日の丁寧なブラッシング、それはエコロジーです。
毎日のきれいな食生活、それもエコロジーです。
しかし実はそれだけではありません。
つまり、予防策としてはそれで良いのですが、それだけでは半分です。あなたのお口の中を鏡でちょっと見てください。
お口の中はどうなっていますか? - これまでの治療で、いろいろな詰めものやかぶせ物が入っていませんか?もしもそういうものがあれば、それらの人工物のおかげで歯はもっているともいえます。誰にとっても、白く美しい自分の歯でいつまでも噛めること、それは理想ですね。
だから、歯にとって一番大事なこと、それは歯をイキイキと長生きさせることです。言い換えれば、歯を元気で長持ちさせること、それを『歯のエコロジー』と私は名付けました。
つまり、地球を元気で長持ちさせること、それが地球のエコロジー!というのと全く同じことなのです。