本年4月、開業35年を迎えます|名古屋市中区の噛み合わせ治療なら、かみあわせナゴヤデンタルクオリティへお任せ下さい。

お知らせ

本年4月、開業35年を迎えます

本年4月、開業35年を迎えます。
名古屋市中区の金山近くで歯科診療所を開業して、もうそんなに経つのかと思うより、あっというまでした。

最初の頃は、朝9時から夜9時までやっていました。診療所での治療は週一の休みでしたが、技工は治療時間の前後と休みの日にやっていたので、盆と正月以外、結局毎日仕事していました。
仕事が好きでした。今も好きです。
勉強は好きです。今も大好きです。
65歳ですが、18歳の長男より真摯に勉強します。
昔は有り余るほど体力がありました。今はありませんが。

診察台は2台で、スタッフ2名。保険診療で一日10人ほどを治療してました。
今は診察台1台で、スタッフなし。この30年は自由診療という全責任診療でやってきて、一日4〜5人。
この20年間以上、スタッフはおかず、患者と一対一です。
もちろん、治療は一人ずつしますから、最初から最後まで濃厚診療そのもの。

歯科技工は、技工士と呼ばれるほど大好き。
今は、コンピュータであらかたやりますが、仕上げは手の匠です。

ミスターかみあわせとも、ブラックジャックとも、言われることがありますが、かみあわせを見る観る診るのが大好き。感動するんです。
そして、諸学説のかみあわせを基礎として、かみあわせを自分の口をつかって、わざと狂わせたり正したり、自分の口で人体実験してやってきた結果得た確信に基づき、これまで臨床の責任を全うしてきた蓄積と自信が、キャリアといえます。

かみあわせのものづくりの技工にもかみあわせの調整診療にも、全力で完全完璧を目指しますが、絶対はありません。成功のなかにも、誤解ありすれ違いあり、また後悔あり懺悔ありです。

ところで、私は
仕事の途中途中で、神さまからの声をよく聞き、神さまの導きをよく感じます。

前の妻との別れがキッカケで信仰を得てから25年。転移進行ガンになってからのこの5年は、抗ガン剤を覚悟の放棄の5年でもありました。この間、生死について毎日考えていました。毎日考えていると死は、さほど怖くなくなっちゃって。
生は、使命に使う。ますます患者や他者に捧げればいいんだ、と思えて。
名古屋にいる平日は診療所との往復で、いつも片道30〜40分ほど歩きます、ゴミ拾いしながら普通に自然に。

話は少し横道にいきましたが、ゴミ拾いしながら、これが最後になるかもとか、いつ死んでもいいようにとりあえずゴミ拾いとか、そんな覚悟での日常ができたみたい。

そんな私が一番怖れていること。
それは、何だと思います?

貴方は、何ですか?
何が一番こわいですか?
病気ですか? 死ですか? 老化ですか? それとも人?

一番こわいもの、私が一番怖れているもの。
それは、

神さまの目です。

私は、これが一番こわいです。
これ以上に、怖れているものはありません。

仏教なら、オシャカさまの目ですね。

たった一人の診療所ですが、全く一人ですが、
自分を律する元。決して、ごまかせない元。
いつも見守ってくれている、と同時に見られている。
何でも何時でも何処でもコソッとしても、全てお見通し。

それが、神さまの目です。

ガがでて、ズルして、また罪つくりしても、
コウベをたれて、謝り続けることができるのも、
神さまが、ともにいてくださると思えるから。

信仰を得て、神さまの眼差しを仰げて、その上さら使命のなかに神さまの存在を実体験し、その導きのなかで生きられるなんて。

思ってもいませんでした。が、今は確信になりました。
今生で至福の喜びを、いただいております。
よかったー。

正直に、書かせていただきました。

写真で、左の壁にかかったリースは、二男で中二の志門が小学生低学年のときにつくってくれたもの。
うれしいー。

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